建築家
KAYA CHIKASAWA
創造の合言葉:<オハイオ>
オ:面白いもの。
ハ:初めてのもの。
イ:意味のあるもの。
オ:驚きをあたえるもの。
オハイオを創りたい。
私は、面白いものを創りたい。心から喜べるものを。理屈抜きでオモシロイものを。面白いものは、それだけで存在価値がある。
初めてのものをつくる。この世に、はじめてかたちを表す者の出現に手を貸したい。初めてのものをつくることが、ほんとの創造だといえる。
意味のあることをしたい。自分にとって、意味のある提案・行為・作業・作品をつくりたい。意味を持つということは、新しい概念を持つことである。概念化――本質を表現できる言語を 創りだすことである。
驚きのあるものを創りたい。驚きをあたえたい。驚き、心がゆさぶられる。心がゆさぶられると、その時、何かが見えてくる。自分もオドロキ、他も、大いに驚かせたい。
略歴
1934 | 石川県金沢市生 |
1953 | 金沢大学付属高校卒業 |
1953 | 石川県総務部総務課奉職。 |
1956 | 東京大学理科1類入学. |
1961 | 東京大学工学部建築学科卒. |
1964 | 東京大学大学院都市工学『丹下健三研究室』修士 |
1965 | (株)パンデコン『パンデコン建築設計研究所』所長 |
2009 | (社)ふるさと未来研究所 代表理事 |